インド アムリトサル

旅行記

インドに14日間行ってきました。

だいぶ大変な思いをしましたが。。

そんな体験談を書いていきたいと思います。

大変だったけど、一生忘れたくても忘れられない14日間になりました笑

今の段階ではもう2度と行きたくないないけど。

まずはアムリトサルへ。この記事ではアムリトサルの観光した時の経験談を記します。

ゴールデンtemple

シク教の総本山。

ターバン付けたシク教徒がチラホラ。

シク教の人はお金持ちが多いらしい。

街中も比較的綺麗な感じ。

アムリトサルの中心地の街並み

ちなみに、右に見えるマクドナルドは、ベジタブルメニューがメイン。宗教柄、肉を食べない人が多いらしい。

↓これが、ハンバーガー。ハンバーグっぽいのは、豆腐を焼いたような味がした。まあまあヘルシーな感じで、日本で出しても、一定の人気出るかも。値段は忘れた。たしか、普通の肉のハンバーガーよりは安かったはず。

裏道に入ると綺麗な感じの表通りとは違い、やっぱりインド来たなって感じがした。

裏通りの街並み

野良犬に囲まれて怖かった。。日本の野良犬よりも野生な感じがして、目つきが怖くて狂犬病かもしれないと思うと、余計に怖い。

空気が澱んで見えた。多分、道路の塵がたくさん溜まっていて、バイクとかが通るとその塵が舞っている感じになるからだと思う。

身体的に良くない空気を吸っている感じ。

アムリトサルと言ったら、ゴールデンテンプル。

金色に輝いていた。周りの大きな池みたいなものの中心にあって、どこからでも輝くお寺が映える。

沐浴。絶対に寒い。

沐浴している人がちらほら。ちなみに行った季節は冬。外ではダウンジャケットを着て歩いている人がいる中で、水の中に入って祈らないと行けないなんて、信仰も楽じゃない。

写真で撮ると怒られそうだから撮らなかったけど、池の周りにはライフルを持ったターバンきた兵士っぽい人が歩いている人がちらほら。本物なのかな。ってぐらい、コスプレしている感じのかっこいい感じ。一緒に写真撮って欲しかったけど、目つきが怖い。

冒頭にも行ったけど、シク教徒は裕福な人が多い。そして、シク教は他の宗教を迫害しない?、なので、無料の公衆食堂がある。

食堂の入り口。

おかわりとかもできる。というか隙を見せるとご飯とか大量によそられる。そして、基本的に残すのはNG。なので、ご飯とかカレーとか入れられそうになったら、もう結構です的なリアクションをしないと辛い。

デフォルトの食事。選択肢なし

みんなが綺麗に床に胡座で座って、食器を並べると、上からお墓に水を浴びせる時に使うおたまみたなもので順番にカレーとかよそられる。

白いのは甘いお粥。これがいちばん美味しかった。カレーも具とかほぼないけど、美味しい。衛生面は不明。とりあえず、水もあったけど、飲まなかった。ナンぽいもの(チャパティ:全粒粉を使い、発酵させずにフライパンや鉄板で焼いたもの)を受け取る時に、他の人が両手をあげてお恵みをくださいってポーズをして受け取っている感じだったので、自分も同じようにお恵みを頂戴した。

ちなみに、2回行ってしまった。シク教に改心しようかな。(安易な発言です。申し訳ございません)

この公衆食堂の運営は全てボランティアで賄われているらしい。なんであんなことを無料で出来るんだろう。自分には理解できない。絶対に面白くない。これが、宗教(信じること)のチカラ。

野良牛

ところどころ、牛が道路上でうろいろしている。宗教上、牛は神聖は動物らしいから、丁重に扱われている?らしい。そんなに幸せそうには見えなかったけど。牛のせいで、渋滞になっている場面を今後も別の地域で何度も見かけた。

参拝者の列

たしか、明け方だったと思うけど、シク教の総本山のゴールデンテンプルに参拝に行った。
早朝だというのに敬虔なシク教の人(シク教こそ、日本のインド人のイメージにあるターバンを巻いている人)が、行列を作って、はるか先のお寺を参拝するために立ち尽くしていた。僕も多分、せいぜい初詣のノリで、少し時間はかかるけど、そんなに時間かからず参拝で切るだろうと思っていた。が、これから3時間ぐらい並ぶはめに。もちろん、ず〜と立ってた(本当は、道端に座ってしまった時間もあった。ず〜と立ってた人がほとんどだったけど)
たしか、写真撮影は禁止だったから、写真は残っていないけど、ゴールデンテンプルの内部は黄金に輝いていた。行列に並んでいるときは全く前に進まないことが多くて、中で何が行われているのかと思っていたけど、これは確かに、ず〜と座って祈りをささげて痛くなるような空間だった。
今、この記事を書いている段階は実際に行った日から半年は経過しているけど、あのゴールデンテンプルの内部を想像すると今だに鳥肌がたつ。豪華な宮殿(例えばベルサイユ宮殿とか)よりも豪華な感じがした。ベルサイユ宮殿とかは、豪華に見せようという見栄が垣間見えたけど、こっちのお寺はそういう感じではなく、キャバキャバしくない豪華さだった。外から見るよりも内部のほうが豪華な感じ

ちなみに、このお寺の敷地内はすべて裸足で、髪の毛は覆い隠す必要がある。敷地内に入る時に、これまたボランティアの人が靴を預かってくれて、髪の毛を覆い隠すターバンも入り口付近に設置されたケースに入っているので、別に用意するものは何もない。手ぶらでOK。

よりテンプルに近づいた様子

そういえば、お寺の敷地内は、ライフルをもったターバンをまいた警備員が巡回していた。写真とると怒られそうな雰囲気だったから撮らなかったけど、かなり様になっててかっこよかった。

ちなみに、アムリトサルに滞在している間は日本人だれもみなかったかも。まあ、気づかなかっただけだと思うけど。というか、インド人以外、あんまり外国人をみた記憶がないかも。

ホテルの様子

アムリトサルのホテル
まあ、綺麗めだった。値段は日本よりも安めだったと思う。

ちゃんと、お湯も出たし、そこまで不便ではなかったけど、トイレとシャワーのフロアが同じで、シャワーを浴びるところとトイレの場所がほぼ同じだから、トイレに素足で入らなければいけない感覚になって、それがきつかった。シャワーを浴びる時に、防水のスリッパを着用していれば気持ちよくシャワー浴びれたと思う。
このホテルだけそういう作りだったわけではなく、インドのホテルは全てそういうホテルだったから、今度インド旅行に行く人はスリッパ持って行ったほうがいいかも。

朝方の祈り

シク教は迫害された歴史があるらしい。
敬虔な教徒は軍に排除されそうになった際に、組織的に戦ったらしい。敷地内には、過去のシク教徒の迫害の様子とその時に戦った英雄のことがわかるよな博物館的な施設があった。

結構、酷い歴史があったので、その記憶を後世に残しておこうという意志を強く感じられた。

正直、アムリトサルに行くことを決めたのは、インドに来る直前だった。
アムリトサルの地名すら直前まで知らなかった。

今回、インドのどこに行くかを決める際に、AIのチカラを借りた。そのAIがおすすえめしてくれた場所がアムリトサルだった。アムリトサルに行ったのは正解だったと思う。

アムリトサルはパキスタンとの国境に近い場所にあるが、この国境付近では、毎日国境閉鎖セレモニーが行われている。僕がいる場所はもちろんインド側で、インド側からはたくさんの観光客(海外と国内からの)がいて、毎日大盛況のようだった。一方、パキスタン側からの見物客はほぼいない。上の写真の左上のほうがパキスタン側だけど、客席に人かげはない。パキスタン側がただ単に近隣に大きな都市がないとかそういう理由があるのかもしれないけど、生活の困窮さを安直だけど感じてしまった。

これが、パレードの様子。盛り上がり方がすごかった。何言っているよくわからなかったから、なんで、あんなに盛り上がっていたのかは不明。

この国境付近に移動するためには、アムリトサルからバスに乗るとか、乗合のタクシーに乗るとかいろいろあるけど、僕は乗合リキシャーで向かった。このリキシャーの移動が本当にきつかった。定員が6人程度のところに11人ぐらい乗車して、しかも、2時間近く移動したから。キツすぎて、脚が壊死するんじゃないかと本気で思ったぐらい。また、このリキシャーの運転が荒くて、何度となく、他のリキシャーや車に接触しそうになった。そして、僕以外は全員、インド人で、地方から観光にきている人たちだった。アムリトサルから出発する時はみんな僕のことを部外者的な感じで見てきていたけど、同乗者の中に夫婦と10歳ぐらいの少年がいて、この少年が英語で僕に日本のことをいろいろと尋ねてくれたおかげで、最終的には仲間みたいな感じになれた。行きも帰りも同じメンバーだったから、帰り際に別れの挨拶をする際はちょっと涙ぐむぐらいの感じまでエモい感覚に囚われてしまった。あの夫婦と少年に再会したらきっと抱きしめあう気がする。

このモニュメントのあたりからリキシャーに乗った。なかなか過酷で素敵な出会いがあったけど、また同じ経験をしたいかと言われると、他の人にはタクシーをチャーターするかバスで行くことを強く進める。リキシャーとかでも僕がくじ運がわるだけの可能性は高いけど。(他のリキシャーは定員程度しか乗っていなかったし、僕たちのリキシャーを道路で抜かす時にこっちを見てみんな笑っていたから。。)

国境ふきんのインド側のゲート

アムリトサルは全く期待していなかったけど、強い印象に残った。
日本人があまり知らない知名でも行ってみると発見があって面白い。インドは歴史的な背景から複数の国が合わさってできているような国だから、地域ごとにきっと違いがあって面白いんだろうと思った。

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